始原の蛇(組曲)

Moriyama-PrimordialSnake-TTBB-Cover-JP東海林久氏により委嘱され、2014年10月26日、Chor2第15回演奏会にて初演されました。

「うちの団員は熱心に練習するのでどんな難しい曲を書いても歌えますよ(大意)」という指揮者の東海林さんの「挑発」を受けて、「では拙作の中でも一番難しい曲を書いてやろう」と意気込んで作曲されたのが『始原の蛇』です。

テキストは作曲者がいつか作曲したいとずっと温めていた高岡修さんの詩で、その言葉の端々からは「欺瞞」「殺戮」「飢え」を超越する「かなしみ」が重く深く聴く人々に迫ります。

それぞれの曲も「特殊奏法」あり超絶技巧を要するピアノパートありと、難易度は上級です。組曲全体も3分-3分-8分の3曲構成という少しばかり異様な構えとなっています。

チャレンジ精神のある男声合唱団にぜひ取り上げてほしい作品です。決して楽な作品ではないですが、詩と曲を深く味わった時の充足感は比較にならないほど大きいことでしょう。
組曲中の3曲はすべてピース譜も発売されますので、単曲での演奏も可能です。下記の各曲のリンク先では、抜粋評価版(試し読み版)を見ることができます。

Chor2による、初演時の音源はこちらです。