都に帰り来て

好評既刊の混声合唱とピアノのための『流離のうた』の終曲を1曲だけ別刷りしたピース譜です。

作曲家自身が「この曲は変ホ短調 ( ♭ 6) で始められていて、それは一 曲目の出だしの嬰ヘ長調と鍵盤上で同じ関係に当たる。 それは冒頭への回帰を暗示し、しかし同じ場所からの始まりではない。苦しむことも悩むこともあるけれど前へ歩かなくてはならないことへの意思表示である」と述べているとおり、組曲の終曲として意味のある仕方で配されていますが、単曲として取り上げてもメッセージ性のある曲となっています。