Vocalise I / 朝の浜辺で

miyake-v1beach-satb-cover-jp混声合唱とピアノのための『遠きものへ―』は、ヴォカリーズと、長田弘の詩をテキストとした合唱曲を組み合わせた全5曲で構想が練られている合唱組曲です。(5曲目は来年初演予定)

アタッカで続けて演奏される「VocaliseⅠ/朝の浜辺で」には、2011年の東日本大震災後に書かれた「朝の浜辺で」という詩が使われています。 詩の世界に寄り添いながら、ヴォカリーズ・合唱・ピアノがドラマティックに描かれ、祈り・葛藤・希望といった様々な感情が時に激しく、時に静かに、時に美しく奏でられていく作品です。

『詩中の ‘無を見ているのだ’ という言葉が内包するものに心を向け、対峙し、音として昇華すべく作曲した作品です。津波の記憶、レクイエムや祈り…といったものへの感情が根底にありました。』(作曲者)

千葉県立幕張総合高等学校合唱団が、2016年第83回NHK全国学校音楽コンクールの全国コンクールにおいてこの曲を演奏し、銀賞を受賞しました。