PSALMS(詩篇)104 “Benedic, anima mea, Domino”
〜 三群の無伴奏女声合唱のための 〜
鈴木輝昭 曲
ラテン語典礼文
由来:
清泉女学院音楽部が第49回セギッツイ国際合唱コンクール(現代曲部門)に優勝したことを記念する委嘱作品として作曲されました。それまで3年にわたって同校が移植してきた旧約聖書の詩篇をテキストとした《PSALMUS》(音楽之友社 刊)の完成直後に書かれた作品であり、同じく詩編の中から104番の一部がテキストとして用いられています。
特徴:
記念委嘱という性格上、祝祭音楽としての要素を意識して創作されています。特に3群という編成は、舞台上の左右と2階後方テラスの3点に各軍を配置し、会場全体を響きの渦で包み込む、という想定で計画されています。音楽は、全体がファンファーレのように高らかに歌い上げる曲想で貫かれており、3群の合唱体が響き合い、こだまし合いながら螺旋状にアレルヤの高揚へと昇っていきます。
- SSAアカペラ
- 全群div.あり(SSA→SSAA)
- 5分20秒
- 音取り難易度 上の中
- 言語 – ラテン語(難易度 中)
- 12ページ
- コンクールや演奏会向き
音域:
Sop. f1 – a2
Mez. d1♭ – g2
Alt. f# – e2♭